今年も無事きゅうり苗が到着しました。
昨年同様地味な作業を手仕事でコツコツやるスタイルです。
話は変わりますが地域の農業の普通に疑問を抱いて農業法人にしてから早いもので第3期目を迎えています。
今では立派な地域のはみ出し者です(^^)
数年前にこれが普通、これが当たり前だからこうした方が良い、僕は普通というものに疑問を抱きました。
誰が普通を作ったの?それがお客様の為になっているの?もっとこう変えたらお客様、取引先、農家、みんなWin-Winなんじゃないかな?色んな人提案したり、聞いてみても煙たがられるばかりでした。
なので組織を出てここ2年くらいは普通を壊しまくりました。
なんだか最近風当たりが強くなったなぁとか思う時もありますが細かいことはあまり気にしない性格です。
いつも思う事は僕が農業をできる時間は限られているし、若い農家を育てない限りは地域の農業の未来が暗くなると感じています。では今の自分に何ができるのだろうと考えたときチャレンジして実績を残すことだと考えます。
法人にしてから生産、販売などを独自の形態にしたことで売り上げは変化しました。細かいことを言うと包装資材デザインなども自信で行うことでコストの削減もできました。同時に自身のブランドも認知していただけるように努力をしました。長期的な観点から見ると苦労したけど少し先の未来が明るくなり、やってよかったと感じています。ただその途中には悩みも多く、たくさんの協力してくれる方々がいたからこそ乗り越えられたと思っています。
まだまだこれからですが数年後には自分が培ったノウハウ(個人事業主から法人になりさらに独自の販売形態をとる)を次の世代に伝えていければと思います。また近い将来農業研修生の受け入れをして今まで培った技術で、就農のお手伝いもしていければと思います。いばらの道を歩くのは僕だけで僕が通った後のきれいな道をこれからのみんなに歩いてもらいたいな(^^)
今年はコロナの影響が様々な産業に出ていて一日でも早い収束を祈るばかりです。農業の分野でも影響があり、売り場のニーズも変化するのではないかと考えられます。現状を把握しながら常に喜ばれる野菜をつくれるように今年もコツコツ頑張っていこうと思います。